社員研修を体系化して進めるためのポイント


人事制度の構築が必要

社員研修を思い付きで行っても効果はありません。研修に参加するとなれば、抜けた社員の業務を他の者が埋め合わせしなければなりません。現場は「何のために研修などやるのか」といった不満が募るばかりです。ましてや、個人の能力を高めるために行うという理屈で、時間外に行っては聞く耳も持たないでしょう。会社が行う教育は、誰のためでもなく会社のために行うということを忘れてはなりません。そのためには、教育を人事制度と連携した形で構築をする必要があります。これは、研修を受けた人が会社に貢献してくれると、給料も昇格も上がるという仕組みが必要になるのです。学校の教育でも度末にテストがあるように、評価を行う事でやる気が生まれてきます。ただし、教育を行う人は、従業員をどこに連れていくのかを明確に分かる人でなければ、この教育の制度はつくれません。

教育を人事制度に連携させるためのポイント

社員研修を人事制度に連携させるためには、会社に職能資格制度を導入することが良いでしょう。これは、新入社員として入社した学生が、一年一年成長して、会社に貢献し年齢と共に会社の中核となり、管理職として育っていくことを形にして全社員に分からせることです。いくら言葉で「君に期待している」と社長が言っても、目に見えたものでなければ口約束としか受け取れません。職能資格制度を作り、入社した段階から定年退職の日までを、年齢と給料も含めて提示することです。目標の階段を見せることで教育効果が生まれてきます。

業種を問わず行われる新人を迎えると行われる新人研修や、社員のスキルアップ目的で行われる社員研修などがあります。会社の人材を育成するとても重要な活動です。